飛行機の絵を上手に描くためのポイント

飛行機のある似顔絵ウェルカムボード

こんにちは、似顔絵師のまうごっつです。
お客様からのご依頼の中には[飛行機に乗った二人を描いてください ]…というような内容のものがあります。この記事では、飛行機+似顔絵の絵を上手く描くためのポイントを解説していきます。

目次

飛行機の全体的な構造を理解する

飛行機の基本構造は胴体、コックピット、主翼、尾翼( 水平尾翼 , 垂直尾翼 )、エンジン、着陸装置( メイン・ライディング・ギア , ノーズ・ライディング・ギア )などで構成されています。全体的に直線的なラインで無く、曲の構成になっています。

飛行機の大まかな種類を理解する

飛行機(航空機)の種類は、その目的により細分化されています。ざっと例をあげますと、ジャンボジェット機、ジャンボプロペラ機、民間貨物機、戦闘機、電子戦機、偵察機、空中給油機、ヘリコプター、ステルス機、セスナ機…などです。
現実的に多く作画するのは、ジャンボジェット機が多く、次点が自衛隊機などの戦闘機となります。どのご依頼にしても機体のカラーリングは重要な情報です。実際の作画の時も注意深く作画する必要があります。

飛行機に乗った新郎新婦を素敵に描くポイントを解説

ご依頼がもっとも多い、飛行機に乗った新郎新婦を素敵に描くポイントを解説します。
大前提のポイントはこちら↓

絵の左側を「未来」、絵の右側を「過去」として描く(これまでは一人ひとり生きて来たけどここから先は協力して【二人で未来を歩みましょう】…というイメージで作画する)

その他の細かなポイントは以下です。

1,正面からの作画ですと、ぱっと見、飛行機にと認識しづらいので、飛行機の側面のフォルムを描く。
2,わかりやすく飛んでるように見えるために、飛行機全体を必ず描き、その周りに風景や空などを描く。場合によっては、背景を丸く処理すると奥行きが出るのでおすすめ。
3.飛行機に跨がらせると全身の表現ができなくなり地味になりがちなので、腕や手などでしっかりと演技や仕草を表現し、より新郎新婦の表情を際立たせる作画を心がける。

         (↑nocchi作)

          (↑146作)

飛行機が描かれた似顔絵を描いてもらうなら

その他の作例紹介

その他の飛行機似顔絵の作例と、ポイントを解説いたします。

ほしき作(日本地図を背景に描くことで、全国を二人で楽しく飛び回っている様子を表現できています。二人の笑顔もとても素敵!)

おか作(飛行機に乗る…という限られた成約の中でもキャビンアテンダントさんらしい所作が表現できています。青空の色調が良く映える似顔絵になっています)

いかがだったでしょうか。
今回は、似顔絵+飛行機を上手に描くための基本的なコツを紹介させて頂きました。
飛行機作画の参考になれば幸いです。
(制作:まうごっつ)

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ここまで読んで頂きありがとうございました!
よろしかったら連載一回目、[手描きで似顔絵を描くための画材紹介(前編)]もご覧ください。→  こちら 

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