9月に入り残暑の厳しさは残るものの、秋の気配も感じる今日この頃。秋と聞くと思わず『芸術の秋』と答える方も多いでしょう。
また自分で絵を描いてみよう!と思いたち地域のカルチャーセンター等の講座に通い始める方もいることでしょう。
そんな中で「似顔絵を描いてみたい」と思う方もいるはず。今回は「似顔絵が上手になる3つのコツ」をお伝えします。ちょっとしたコツですが、これを知っておくと「人に喜んでもらえる似顔絵」が描けるようになるハズ!。
ポイント1:輪郭と髪型で個性を描く
顔を描くとなると「目や鼻の描き方」など顔のパーツを上手く描かないと似ない、と思いがち。 しかし実は人それぞれの個性や違いが大きいのは「輪郭と髪型」この2点を正確にかつ単純な形で描けば大丈夫!
ポイント2:「引き算」で情報を最小限にする
はじめは「写真をよく見て、線をたくさん描き目や口などのパーツを正確な形に描く」という方法が上達の近道。 まずは「ちゃんと似せて描く事。その上でたくさん描いた線から最小限のラインを導く「引き算」をします。
ポイント3:自分の好きなものを取り入れる
似顔絵を始めたばかりの方に多いのは「写真通りにはかけるけど、もっと可愛くイラストやアニメのように描きたい」という声です。 上記のポイント1・2を踏まえて自分好みのイラストやキャラクターの要素を加えれば写真みたい。。。という悩みは減りますよ!
以上「金井かすみ流の3つのコツ」でした。 次回はオレンジ所属の人気作家さんの「似顔絵を上手く描くコツ」をお伝えします!
この記事を書いた似顔絵師
金井かすみ
- 2011年 似顔絵楽座・竜王賞 準優勝
- 2013年 ISCA アジア似顔絵大会出場 スタジオワーク部門 優勝
- 2014年 日本テレビ「スクール革命」
- 2014年 日本テレビ「ぐるナイ」
など数多くの受賞・メディア出演歴を持つ。
作家のイメージとはかけ離れた(?)圧倒的なマシンガントークでお客様とお話しながら描く姿は名古屋名物と言われているとかいないとか。 そんな金井が自らの経験から得た事や似顔絵制作にまつわるアレコレをマンガとイラストと共にコラムとしてお伝えします。